エクサン・プロヴァンスAix en Provence食べ歩き
歴史的にみると、プロヴァンスはイタリアとスペインに挟まれた交通の要所であり、戦争が絶えなかった。が、幸いにも中世の街並みと共に、あちらこちらに古代ローマの遺跡も残されており、ローマ帝国の栄光を伺うことができる。また、眩しい陽光に魅せられてこの地を訪れた画家も数多い。お菓子面ではカリソンを筆頭に、オレンジの花の水を使ったお菓子やパンがあり、期待できる。エクサン・プロヴァンスは人口13万人の街で、12世紀から大司教座も置かれるプロヴァンスの首都として繁栄した。セザンヌがこよなく愛し、現在も大学があり、若い人が多く集まる文化の香り高い都市。メインストリートのミラボー通り(Cours Mirabeau)のプラタナスの並木や立ち並ぶカフェは、何度も日本の雑誌に登場している。大噴水ロトンドが中央に建つジェネラル・ド・ゴール広場。17世紀の市庁舎がある広場。
■パリ・リヨン駅からTGVで約3時間。ここから町の中心までシャトルバスで約15分。

観光スポット
□サン・ソヴール大聖堂(Cathedrale St.Sauveure)
エクサン観光の目玉。鐘楼がシンボルで、4〜18世紀までの、多くの建築様式がある教会である。ファサードだけでも3つの建築様式が見られる。柱は、古代ローマのコリント式。上にある窓はバロック。そして、アーチは11世紀のロマネスク。サンピエトロが石の聖書を持って立っている。

お菓子屋さん
André Genis
1, rue Gaston de Saporta, 13100 Aix-en-Provence
Tel: 16.42.23.30.64
エクサン・プロヴァンスのカリソン屋
大きなガラス張りの立派な店構えで、看板にドラジェとカリソンの工場と書いてあり、カリソンのポスターが飾ってある。サーモンピンクの店内には、プロヴァンス銘菓が並んでおり、奥が工場になっている。エクスのビスケットBiscotin D'Aixはたまごボーロのような、オレンジの花の水で香りをつけた固めのビスケットで、中にヘーゼルナッツが入っている。結構おいしい。1袋42FF。私はそこでお土産用にカリソン(4個入り、プラスチックのケースに入り21FF)を購入。カリソンは、本場ものはカリソン・デクスCalissons d'Aixといい、AOC(原産地表示)により品質が保証されている。製法は皮をむいたアーモンド40%、メロンの砂糖漬け(入っていないこともある)とオレンジなどの果物のシロップを合わせて60%、これをベースト状に練り合わせ、オレンジの花の水を加えて角の丸い菱形に抜くのが基本。卵白と粉糖を合わせたグラスロワイヤルをかけて仕上げる。


Béchard
12, Cours Mirabeau, 13100 Aix-en-Provence
Tel: 04.42.26.06.78
エクサン・プロヴァンスのお菓子屋
さん。お菓子はというと、砂糖漬けのフルーツをあしらったタルトや、オペラ風のチョコレートがけのケーキとか、それなりにデコレーションしてあるのだが、どうも手が伸びない。悩んだ末、チョコレートがけのカリソンの味を見たいとの意見で一致し、みんなで1袋(23FF)買うことにする。ほかのケーキはパス。

(訪問日:1998年8月24日)