アンジェAngers食べ歩き
アンジェはル・ロワール、サルト、マイエンヌという3つの川が合流して大河ロワールに注ぎ込むあたりにある。ロワールの西の玄関口にあたる古い都市。15世紀後半までは、独立した封建領主が統治するアンジュー公国の首都として栄えてきた。現存する城塞は13世紀に築かれたもの。百年戦争の時代には、いくたびかの領有権闘争が繰り返されたが、独自性を主張し続けて、この地域独特の文化・芸術を生み出してきた。そのせいか町中には美術館が多い。さらに15世紀には大学が創設され、学芸盛んな国際都市として花開いた。お菓子的には、クレメ・ダンジュCremet d'Anjouの町である。
アクセス
パリ・モンパルナス駅からTGVで約1時間30分。
モデルコース
(9:00パリ・モンパルナス駅発TGV→アンジェ着10:29)お菓子屋さんめぐり→ランチ→アンジェ城→ソミュールへ(17:10アンジェ発、17:30ソミュール着
(所要1日)
観光スポット
□アンジェ城(Chateau d'Angers)
城内の特別展示室には、14世紀に制作された有名なタピスリー「ヨハネの黙示録」がある。高さ5m、長さ107mにもおよぶ巨大な作品で、神秘的な76の場面からなり、芸術的価値の高い作品。
お菓子屋さん
□Le Trianon:ル・トリアノン
7, rue Lenepveu, 49100 Angers Tel: 02.41.87.44.39
アンジェのルレ・デセールの店。オーナーシェフのMichel Galloyer氏はフランスお菓子業界の有名人で、アンジェのドンといった風格。パリにもパン屋さんを出している。また、日本人のスタージュ(見習い)を多く受け入れることでも知られている。この時も男女2人の日本人がいた。ホームページでレシピを公開している。
http://www.galloyer.com

Le Grenier à Pain:ル・グルニエ・ア・パン
Tel: 02.41.87.53.41
ル・トリアノンが出しているパン屋さん。この時期(9月)にしかないプルーンのタルトやチェリーの入ったフィナンシェもある。

La Petite Marquise:ラ・プティット・マルキーズ
22, rue des Lices, 49100 Angers Tel: 02.41.87.43.01
チョコレート屋さん。1966年誕生の「アンジェの青いかわらQuernons d'Ardoise」というチョコレートが名物。
レストラン
□La Salamandre:ラ・サラマンドル
1, boulevard du Maréchal Foch, 49100 Angers Tel: 02.41.88.99.55
ホテル・アンジュHôtel d'Anjou内にあるレストラン。料理は洗練されている。デザートにクレメ・ダンジュがある。
○手長海老とワイルドライス
○花ズッキーニの詰め物
○帆立のタルタル

○帆立のグリル
○ジロールのソテー
○クレメ・ダンジュ

クレメ・ダンジュって素朴なデザートだと思っていたら、ここでは美しいデザートだった。上下をクロッカンで挟み、上にミントの葉をのせ、赤いソースがかけられ、まわりにイチゴと桑の実が並べられている。味はたしかにフレッシュチーズ。みんなで感動していたらシェフが登場したので、質問攻撃。すると厨房に案内してくれて、作り方を教えてくれた。(2002/8/29)
□Le Petit Comptoir:ル・プティ・コントワール
40, rue David d'Angers, 49100 Angers Tel: 02.41.88.81.57
夫婦でやっているビストロ。クレメ・ダンジュのあり。こちらのクレメ・ダンジュはかなり高さがある。そして飾りは赤いソースのみ。これがビストロのデザートね。こちらの方が粗いかんじ。口に入れるとフワフワだが、油分を感じる。合わせるワインは甘口の白Coteaux du Layon(Le Logis du Prieure)の2001年。(2002/8/29)

Provence Café:プロヴァンス・カフェ
9, place du Ralliement, 49100 Angers Tel: 02.41.87.44.15
ホテルの2階にある、プロヴァンス料理のレストラン。アンジェに住むパティシエいわく、アンジェで1番おいしい。
<ある日のランチコース>
前菜にサーモンのタルタル
メインにカジキマグロのグリル
デザートにフレッシュシェーブル

(2001/9/4)