アキテーヌ Aquitaine


フランス南西部、西は大西洋、南はピレネー山脈、東を中央山塊に囲まれた地方。世界最大の良質ワインの産地ボルドー、ペリゴール、ガスコーニュ、バスクを含む変化に富んだ地方である。長い砂浜がつづく海岸はコート・ジャルダン(白銀海岸)と呼ばれ、素朴な保養地が点在する。紀元前56年にローマの属州となり大いに栄えた。8世紀にはイスラム教徒の侵入を受け、12〜15世紀には英仏両国が奪い合いを繰り返した。百年戦争中にはボルドーやラ・ロシェルなどがイギリス軍側の基地として使われた。アキテーヌ地方の中心は、中世からワインの生産と交易で栄えた港町ボルドー。大西洋岸ビアリッツやアルカッションには避暑客が集う。またこの地方では、造船、機械工業も発達している。内陸部のペリゴール地方は、フォアグラの産地である他、トリュフやセップなどのキノコ類もここが本場。また良質なクルミの産地としても知られる。アジャンの干しプラムは「ハチミツと砂糖の固まり」とうたわれる銘産。ピレネー・アトランティックの南部、ベアルン地方はソース・ベアネーズ発祥の地。一方スペインと国境をまたぐバスク地方は独自の言語と文化を持ち、バスク風と呼ばれる料理にはスペインの影響がみられる。

データ
県名: ジロンドGironde、ドルドーニュDordogne、ロット・エ・ガロンヌLot-et-Garonne、ランドLandes、ピレネー・アトランティックPyrénées-Atlantiques
旧地方名: ギヨンヌ・エ・ガスコーニュGuyenne et Gascogne、ベアルンBearn
主要都市: ボルドーBordeaux、ビアリッツBiarritz
特産品
ペリゴールのフォアグラ、トリュフ、クルミ、アルカッションのカキ、ポイヤックの羊、アジャンの干しプラム、バイヨンヌの生ハム
おすすめのお土産
ワイングッズ、フォアグラの缶詰、クルミのリキュール、干しプラムやジャム、バスクの布製品
おいしいものガイド

□アキテーヌ食べ歩きガイド
ボルドーまではパリからTGVか飛行機で。私はパリからポワティエ、リモージュを通ってペリグーに入り、そこから南下してサルラ、ボルドーと電車でまわった。パリからポワティエまではTGVで1時間30分、ポワティエからリモージュまでは約3時間、リモージュからペリグーまでは約1時間、ペリグーからサルラまでは1時間30分、サルラからボルドーまでは約3時間。特急、普通、TGVがあるので、時刻表とよく相談してください。
パリからアキテーヌへ
パリ・モンパルナス駅からボルドー・サン・ジャン駅までTGVで約3時間。1日約20本。飛行機だと1時間10分。
パリ・モンパルナス駅からバイヨンヌまでTGVで約5時間。直通は1日約3本。
都市別ガイド
ボルドー サン・テミリオン ダックス ヴィルヌーブ・シュル・ロット バイヨンヌ ビアリッツ サン・ジャン・ド・リュズ サン・ジャン・ピエ・ド・ポール ポー ペリグー レ・ゼイジー サルラ