アルルArles食べ歩き
ゴッホの“跳ね橋”や“アルルの女”で有名なこの街は、かつてギリシャ人が支配し、さらにはローマ人がローマそのままの街造りをした。ローヌ川を利用した海運業も栄えた。その後、西ゴート族やサラセン人が侵略したが、往時の建築群は今も美しく残っている。
■パリ・リヨン駅からTGVで約4時間。
モデルコース
サン・トロフィーム教会→古代劇場→エスパース・ヴァン・ゴッホ→円形闘技場
(所要半日)

観光スポット
□サン・トロフィーム教会(Eglise St.Trophime)
北フランスから伝わったロマネスク美術が、この地で大輪の花を咲かせた典型。教会正面入口のポルタイユと呼ばれる彫刻装飾は、その代表とされる出来栄え。扉にある精緻な装飾にも目を奪われる。中庭回廊も必見。

古代劇場(Thatre Antique)
紀元前1世紀には102mの幅の舞台を持ち、1万2千人ほどの観客を収容する壮麗な劇場であった。5世紀以降、他の建物を造るために劇場の石が持ち出され、廃虚同然になっていたが、かろうじて今の姿にまで修復された。
円形闘技場(Arenes)
ローマ植民地時代、推定1世紀末に建造されたとされる円形劇場で、中世の初めには要塞に改造されたが、19世紀初めに闘技場として再建され、現在も闘牛に使われている。長径136m、短径107m、2万人を収容。周囲を高さ21m、2階建ての60のアーケードが取り囲んでいる。入口にある塔に上がると、アルルの街の眺めを楽しめる。
エスパース・ヴァン・ゴッホ(Espace Van Gogh)
以前は市立病院で、自ら耳を切り落としたゴッホは、1889年に数ヶ月ここに入院していた。彼のアルル移住100年を記念して、今は文化センターになっている。中庭はゴッホが描いた当時と同じように修復されている。
□カレ・ラ・ニュイ(Café la nuit)
フォーラム広場の、ゴッホが「星空のカフェテラス」を描いたカフェ。テラスでパスティスを。
(訪問日:1998年8月26日、2002年10月4日)