ブルゴーニュBourgogne


フランスの中央部、パリの南東に広がる穏やかな丘陵地帯。ブルゴーニュの名は、5世紀にバルト海沿岸から移動してきて王国を築いたブルグント族に由来する。この地方の高地から始まる2、3の川は互いに合流し、セーヌ川となってパリへと流れていく。また、ソーヌ川がリヨンと結んでいるため、地理的つながりが深い。また、ローマ時代から交易の中心地として繁栄した。910年にはクリュニー修道院が、1098年にはシトー派修道会創立され、中世には修道院運動の中枢であった。またブルゴーニュ公の領土であり、14〜15世紀にはディジョンを首都として、現在のベルギー、オランダをも傘下に治め、フランス王家を凌ぐ権勢をふるっていた。ワインとエスカルゴで知られる美食の地。ディジョンの南の地域は、コート・ドールと呼ばれ、高品質のワインを産する。
中央山塊のモルヴァンでは牧畜が盛んである。

データ
県名: ヨンヌYonne、コート・ドールCôte-d'Or、ニエーヴルNièvre、ソーヌ・エ・ロワールSaône-et-Loire
旧地方名: ブルゴーニュ Bourgogne
主要都市: ディジョンDijon
特産品
○ディジョンのマスタード
マスタードは、アブラナ科に属する3種類の植物の種子から作られる。全フランスの生産高の半分以上を占めるディジョン産のマスタードは、中でも最も刺激性の強い種子を主に用いる。また、種子は外皮を取り除いてから使われるので、できあがったマスタードの色は淡い。これに対してボルドーのマスタードは、種子を外皮のままつぶすので、色が濃く、刺激性も少ない。
○エスカルゴ、シャロレの牛肉、ブレスの肥鶏と去勢鶏、モルヴァンの猟肉、クレーム・ド・カシス
おすすめのお土産
パン・デピス、マスタード、クレーム・ド・カシス、ル・ネギュス、カシシーヌ、アニス・ド・フラヴィニー、ワイングッズ
おいしいものガイド

□ブルゴーニュ食べ歩きガイド
ワイン好きならぜひとも一度は訪れたい地方。ディジョンまでTGVが結んでいるので、行きやすい。
パリからブルゴーニュへ
パリ・リヨン駅からディジョンまでTGVで約1時間40分。TGVは1日15本前後。ディジョンからボーヌまでは電車もあるが、バスがおすすめ。
都市別ガイド
ディジョン ボーヌ ソーリュー