ロワール城めぐり
古城巡りツアー体験記
私は日本語の解説つきお城巡りツアーに参加したが、古〜いカセットテープを聞かされるだけで、あまりいいことはなかったかも。当然お客さんは日本人ばかり。このツアーはミニバスで曜日によって決められたお城の前まで連れていってくれ、運転手さんがまとめて入場券を買ってくれて、集合時間を告げられて解散。各自で城見学をし、バスに戻るしくみ。この日は、
○フォジェールFougères
15〜16世紀の建設。ブロワで最も古い。
○シュヴェルニーCheverny
1604年から30年かけて造営。左右対称の均整のとれた美しさ。フランス古典様式の代表的な城館で、内装や家具調度は多彩。
○シャンボールChambord
ロワール川流域最大の城。1519年フランソワ1世の時代に着工し、完成したのは1685年ルイ14世の頃。設計はレオナルド・ダ・ヴィンチといわれ、中央にあるらせん階段は、上る人と下る人が顔を合わせないような構造になっている。
以上を見学し、アンボワーズAmboise、ショーモンChaumont、ブロワBloisを通り過ぎるという内容。13:00から18:45まで。185FF。(2001/9/5)

観光スポット
□シャンボール城Chateau de Chambord
シャンボール城は、壮大なスケールを誇るロワール地方最大の城。ソローニュの森の中に立ち、城を取り巻く塀の長さがフランス最長の31km。敷地だけではなく、城自体も幅156km、奥行き117km、部屋数440室という規模を誇る。この城はイタリアの芸術に魅せられたフランソワ1世が以前からあった狩猟館を自分の好みに増改築させたもので、レオナルド・ダ・ヴィンチが設計の素案を作ったといわれている。1519年に着工された工事はアンリ2世の時代を経て、ルイ14世時代の1685年に完成した。見どころは、フランス・ルネッサンス様式の装飾が施された城館内中央にある二重螺旋階段。この階段は屋上テラスに通じており、人がすれ違わずに昇降できる仕組みになっている。そしてこのテラスからは、見事な彫刻がなされた頂塔や煙突、階段などが立ち並ぶ光景を目にできる。3階の広間の格丸天井はフランソワ1世の王室文字であるFと彼の紋章、サラマンダー(火とかげ)、そして母親ルイーズ・ド・サヴォアの紋章、修道士のなわ帯の結び目のデザインが結びついたもの。またフランソワ1世は北の塔に王の居室を、太陽王といわれたルイ14世は城の中心に近いところに部屋をしつらえさせた。王の寝室には金糸飾りの豪華な天蓋付ベッドがある。城内の売店はなかなか充実の品揃え。アクセサリーやトレーナーなんかもある。沿道の土産物屋も楽しい。


□シュノンソー城館Chateau de Chenonceau
ポプラ並木が美しい情景の中に、優美なシルエットが浮かび上がるロマンティックな白亜の城。1513年から1521年にかけて建設されたこの城は、財務官トマ・ボイエの妻カトリーヌが築いてから19世紀のプルーズ夫人にいたるまで、代々の城主が女性だったことから「6人の奥方の城」とも呼ばれている。最も有名な城主は、アンリ2世から城を与えられた王の愛妾ディアーヌ・ド・ポワティエ。彼女は王よりも20歳も年上だったが、永遠の美女といわれた美しさで王の心をとらえた。しかし王の死後は王妃カトリーヌ・ド・メディシスによって城は取り上げられてしまう。現在2人の名前の付いた庭園がそれぞれあり、時を経た今でも美を争っているかのようだ。この城を最も特徴づける光景は、ロワール川の支流シェール川をまたぐように築かれた大回廊の姿である。これはディアーヌの架けた橋の上にカトリーヌ・ド・メディシスが回廊を造ったもので、長さは60mにも及ぶ。川面に映った優雅な城の姿は、多くの人の心をとらえて離さない。ここは人気のお城らしく、観光客がごったがえしている。子供も多い。私らは厨房が1番興味あるところ。型や鍋もたくさん並んでいる。よく見れば、ワッフル型も。ワッフルの歴史を感じる。それから柄の長いフライパンもあり、薪で調理していた同時の調理風景が目に浮かぶ。

□アゼ・ル・リドー城Chateau d'Azay-le-Rideau
緑と水に囲まれた美しき館。トゥールの南西約27kmにあるこの城は、豊かな森に囲まれたロワール川の支流アンドル川l'Indreのほとりに立ち、その美しい姿を水面に映している。こぢんまりとしていながらも均整のとれた優雅なたたずまいに“ロワールの真珠”ともいわれ、ルネサンス期の傑作の1つとたたえられている。ゴシック様式とルネサンス様式が融合されたこの城は、1518年から1529年にフランスの財務官ジル・ベルトロの妻フィリッパ・レバイの指揮のもとに造られたが、ベルトロ夫妻は横領嫌疑がかかるのを恐れて国外へ逃亡したため、城はフランソワ1世に没収された。その後幾人かの手を経て、1905年に国家の所有となった。調度品やタピストリーで飾られた城内には、フランソワ1世の間と呼ばれる寝室や、フランソワ1世の紋章であるサラマンダーで飾られた暖炉などがある。1810年以降に川辺に造られたイギリス式庭園から見る城館は格別。

□ヴィランドリー城Chateau de Villandry
この城は1536年、フランソワ1世の国務卿ジャン・ル・ブルトンによって建てられた。城の名を最も高めているのは、幾何学造形模様に彩られたすばらしい庭園。城館を囲む庭園は3層に分かれ、それぞれ異なった特色を見せている。水をたたえた庭園を最上層に据え、中段部には愛と音楽を表現した装飾樹木庭園、そして最下段には十字架をかたどった装飾菜園を設けている。これらの庭園はシャルル8世がイタリアから連れてきた造園家パチェルロ・デ・メルコリヤーノの造園法で作られたが、ところどころにフランス風のスタイルも見受けられる。スペインの芸術文化で飾られた城館内部には、16〜18世紀のスペイン絵画のコレクションやスペイン家具、スペインのトレドから移されたムデハル天井などがあり、独特な雰囲気を醸し出している。テラスから外に出てぐるりと庭を一周できる。野菜を装飾にしてしまうあたり、フランス人の食いしん坊ぶりを見せつけられたような気がする。確かにリンゴや洋梨は絵になるけど、なにもナスだあ、カボチャだあ、キャベツだあをアートにしなくても・・・。


お菓子屋さん
□Bigot:ビゴ
アンボワーズAmboiseにあるお菓子屋さん。
○パヴェ・ダンボワーズPaves d'Amboise(100g、5.5e)
Nougatine fourree de praline a l'ancienneかりかりのプラリネ。こちらのスペシャリテ。
○パヴェ・ロワイヤルPaves royal(19.0e)
Biscuit delicatement parfune au rhum, garni framboises dans une enveloppe de pate d'amandesラム風味のビスキュイにパート・ダマンドとフランボワーズを挟んだもの。同じくスペシャリテ。
○ヌガー・ド・トゥールNougat de Tours(7.5e)
ヌガーを入れて焼いたタルト。
○ル・サンマルタンLe Saint-Martin(7.5e)
しっとりしたへーゼルナッツのバターケーキ。
○リンゴののったボストック(2.3e)



パヴェ・ロワイヤルは、日本にカステラにあんこを挟んだお菓子があるが、それと似た雰囲気。意外にもサンマルタンが1番好評。