ラングドック・ルシヨン Languedoc-Roussillon


フランスの南端、ピレネー山脈とプロヴァンス地方にはさまれた地中海沿岸に広がる地方。中世の古都が残る情緒豊かな地方。ラングドック地方ではオック語が使われていたため、この名がついた。旧地方のラングドックは、現ミディ・ピレネー地方のトゥールーズまで広がっていた。中世にはトゥールーズ伯爵領として栄え、1271年フランス王国領となった。ルシヨン地方は17世紀までスペインの属領であったため、カタロニアの風習が今も生きている。太陽と海の恵みに溢れ、食文化も華やか。漁港セートにはイカ、タコなど新鮮な魚介類が、トー湖では牡蠣やムール貝が採れる。魚介とオリーブ油やトマト、ニンニクをたっぷり使った地中海料理が特徴。ブドウ栽培を中心に、果物、野菜の栽培が行われるほか、リゾート開発も盛んである。
また、ナルボンヌは地中海沿岸で最も古くから発展した町の1つで、紀元前1世紀には、古代ローマ属領の主要港であり、首都であった。

データ
県名: ロゼールLozère、ガールGard、エローHérault、オードAude、ピレネー・オリアンタルPyrénées-Orientales

旧地方名: ラングドック Languedoc、ルシヨンRoussillon、コンテ・ド・フォワComté de Foix
主要都市: モンペリエMontpelier
特産品
エスカルゴ、ナルボルヌのハチミツ
おいしいものガイド

□ラングドック食べ歩きガイド
ラングドックはパリから最も遠く、北フランスの貴族的な香りからかけ離れた雰囲気。山岳地帯が海沿いまで迫っている地勢で、寒暖差が激しい。主要都市は地中海沿岸部と、大西洋へへ抜ける古くからの街道沿いに集中する。パリからは、リヨン、プロヴァンスを経由する東回りと、ボルドーを経由する西回りがある。
パリからラングドックへ
東回りなら、空路だとパリからモンペリエ・メディテラネ空港まで約1時間20分。
鉄道だとパリ・リヨン駅からTGVでモンペリエ駅まで約4時間30分。1日6本程度。
西回りなら、空路だとパリからトゥールーズ・ブラニャック空港まで約1時間20分。鉄道だとパリ・モンパルナス駅からTGVでトゥールーズ・マタビオ駅まで直通で約5時間。1日2〜4本。ボルドー乗換えで約5時間20分。ボルドーからは1日14本程度。
都市別ガイド
カルカソンヌ ナルボンヌ モンペリエ セート ケープ・ダージュ コリウール