リモージュLimoges食べ歩き
リモージュはリムーザン地方の中心地。フランス南西部の丘陵地帯を流れるヴィエンヌ川のほとりに広がる焼き物の町。ローマ街道が交差する地点でもあり、中世には多くの巡礼者がこの町を訪れた。19世紀に入って商業が発展し、卸問屋や仲買店などが次々と生まれ、賑わいを見せる。なによりも町の名を世界的に有名にしたのがリモージュ焼。白磁に金模様が描かれた優雅な高級磁器だ。併せて“エマイユ”と呼ばれる七宝焼も重要な産業になっている。人口13万人。町は意外に広く、きれいに整備されている公園など、気持ちよく過ごせる環境が整う。
アクセス
パリ・オステルリッツ駅から特急で約3時間〜3時間45分。1日約11本。
モデルコース
お菓子屋さん→国立博物館→旧市街→市立博物館 (所要1日)
観光スポット
□サンテティエンヌ大聖堂Cathedrale St-Etienne
13世紀に建てられたゴシックの教会。
□アドリアン・デュブーシェ国立博物館Musee National Adrien-Dubouche
シャトー地区にある陶磁器の博物館。リモージュ、ヌヴェール、ルーアン、セーブルなどのフランスを代表する陶磁器のほか、ウェッジウッドや東洋の陶器も展示している。2階建てでかなり見ごたえがある。昼休みに閉館するので注意。
□市立博物館Musee Municipal de l'Eveche
町の南東のシテ地区にある。有線七宝、彫刻七宝など、12世紀から現代までの七宝焼きの作品およそ300点を中心に、絵画や彫刻なども展示されている。地下には昔の遺跡がある。庭がすばらしく、噴水があり、花壇にはいろとりどりの花。温室もある
お菓子屋さん
□Franck Piquet:フランク・ピケ
17, place Denis Dussoubs, 87000 Limoges Tel: 05.55.77.53.89
リモージュにあるルレ・デセールのお店。チョコレート系が多い。
レストラン
□Un Air de Campagne:アン・エール・ド・カンパーニュ
3, avenue Garibaldi, 87000 Limoges Tel: 05.55.79.01.79
ホテルで教えてもらった郷土料理が食べられる店。クラフティあり。
○セップ茸のオムレツ
○セップ茸のパスタ
○ポ・ト・フーのサラダ

○クラフティ

クラフティはやっと出会えたという感動も相まっておいしい。サクランボは煮たものだったが、種も入ってる!本場の味を楽しんだのだった。
□La Chapell Saint-Martin:ラ・シャペル・サン・マルタン
Nieul-pres-Limoges, 87510 Nieul Tel: 05.55.75.80.17
ヌイユNieuilというリモージュの隣の隣の町にある。リモージュの駅から車で20分位(23e)。ルレ・エ・シャトー。レストランは1星(2002年現在)
<突き出し>
○グラスに入った人参のムース、生クリームのせ、グージェール添え
○赤ピーマンのスープ、ぴり辛

<前菜>
○マグロのタルタル
○ヴァル・オ・ヴァン(パイの中にクリーム煮の鶏肉。しっかりした味付け。)
○野菜のテリーヌ(人参、トマト、ナスとほとんど生感覚のあっさりした味わい。)

<メイン>
○リモージュ牛のアントル・コート、ジャガイモとニンニクのグリル添え(2人でシェア:78.0e)
○付け合せのしぐれ煮のようなもの

○乳のみ仔牛のロースト

<デザート>
○フレッシュイチジク
○パリ・ブレスト(プラリネのカスタード)
○いちごのスープ

ワイン:Ermitage Chasse Splean(32.0e)
牛肉は、最初に巨大な固まりで出てきて、それをテーブルで切り分けて、2回に分けて、付け合わせを変えてお皿に盛ってくれるのだけど、3人で食べても食べ切れそうにない。赤ワインソースだったが、塩味で食べたかった。でも隣のカップルも残していたから、すごい量なのだろう。デザートのパリブレストはクリームが結構重い。大きさにもびっくり。正解はイチゴのデザート。はじめメニューにリモージュ地方料理コースがあり、デザートがクラフティとなっていたので、大喜びで「クラフティあるんですね」というと、今は季節じゃないから作らないという答え。あまりのショックにそのコースを頼むのを止めてしまった。でもその中の、ポテト料理もキャベツのファルシも、今思うと食べておくべきだった。
<宿泊体験記>
リモージュからちょっと走ると一面の緑。運転手さんがうれしそうに、リモージュは小さな町だから車でちょっと走るともう田舎さ、という。私達は名物料理を食べに来たのよと言うと、だったらリモージュの牛は最高さ、と大絶賛。それにフランスの中央部にあるからどの地方へ行くのも便利だと自慢。ホテルも緑の中にある。庭が広そう。テニスコートもプールもある。私達の部屋は1階の奥でツインベットルームと控えの間がついたアパートメント。229e。予約のときにアパートメントというから、どんなに広いのかと思ったら、普通のツインに、入口から続きの4.5畳位のソファー(これが夜ベッドになる)とテーブルがおいてある部屋がついているだけだった。ここに泊まる人、女中のようだ。しかし、テラスからは森のような庭が見え、花柄のベッドに座ってシャンパンでも傾けたい気分。翌日は優雅で遅い朝食。ジャムが美味しかった。フルーツの香りが残って、さっと煮た感じ。隣のテーブルの老夫婦は、ジャムをお代わりしていた。絞り立てのオレンジジュースや、パンも美味しかったし、古き良き時代って感じ!その後、タクシーを呼んでもらってリモージュの駅へ。(2002/9/2)