オルレアンOrleans食べ歩き
オルレアンはパリの南約130km、人口10万人の、ロワール中流域の中心地。古代ガリアの時代、オルレアンはカルヌート族の国の中心だった。紀元前52年にローマのカエサルに真っ先に抵抗したのはオルレアンの人々。15世紀の英仏戦争の折、200日間ものあいだイギリス軍に包囲され苦しんでいたこの町を、神の啓示を受けた1人の羊飼いの少女がわずか10日間で救った。その少女こそ、オルレアンの人々が永遠に誇る純潔の騎士ジャンヌ・ダルクである。市内ではマルトロワ広場の騎馬像をはじめ、ジャンヌ・ダルクゆかりの場所や、その功績をたたえる品々を多く目にすることができる。1435年から続いているジャンヌ・ダルク祭は、毎年5月7日と8日の2日間、大聖堂の祭式や兵士の行進などが行われ、盛大に催される。フランスを旅すると、色んな町でジャンヌ・ダルクに出会う。おそらく人々の心に今も生き続ける国民的英雄なのであろう。
アクセス
パリ・オーステルリッツ駅からレゾブレ・オルレアン駅まで特急、急行列車で約1時間10分。1日約20本。レゾブレからオルレアンへは連絡列車があり、所要約5分。トゥールからオルレアン駅まで約1時間30分。
モデルコース
サント・クロワ大聖堂→お菓子屋さん→レ・アール(所要半日)
観光スポット
□サント・クロワ大聖堂(Cathedrale Ste.Croix)
町の中心にある。13世紀に着工し、16世紀初頭に完成したが、1568年に宗教戦争で新教徒の手によって一部破壊され、18〜19世紀にアンリ4世によって、ゴシック様式に建て替えられた(ネオゴシック)。入って右手のステンドグラスには、ジャンヌ・ダルクが描かれている。内陣の聖職者用の席は、ヴェルサイユ宮殿の装飾を担当したジュール・ドゥグロンが1702年から4年を費やして製作したもので、その彫刻装飾は見事。また、ジャンヌ・ダルクの礼拝堂には、ジャンヌ崇拝を世に広めたトゥーシェ枢機卿の彫像がある。
お菓子屋さん
□D.Martin:デー・マルタン
教会の近くのお菓子屋さん。B.Gouchault製、22g、直径5cmの丸い木の箱に入ったコティニャック(1.68e)あり。
グルメスポット
□レ・アール
1番奥の乾物屋さんにヴィネガーあり。ハチミツ入りのシードル・ヴィネガーや、ブドウの品種ごとのヴィネガーがあり、こちらの人は料理によって使い分けているそうだ。たとえば樹齢の古いブドウで作られたものはサラダに、ミュスカデ種のものは肉料理にといったかんじ。サラダ用は4.2e。別メーカー「Chocolaterie Royale」のコティニャック(1.5e)あり。比べてみると、こちらの方が色が濃く、味が濃厚。