ペリグーPerigueux食べ歩き

ペリゴールはガストロノミー、先史時代の遺跡、中世の建造物、ドルドーニュ渓谷の自然が楽しめる地方。フォアグラ、トリュフの産地でもある。ペリグーはその中心都市。旧市街にはルネサンス期の館も残り、レストランや惣菜屋はフォアグラを安く提供する。町はガリア・ローマ時代には南西部が栄え、中世以降は北西部に中心が移った。ラスコーなど先史時代の遺跡を巡る拠点でもある。そのためぺリゴール地方全体の観光案内所(Espace Tourisme Perigord)と、普通のぺリゴールの観光案内所がある。
<お薦めトリュフの食べ方>
 1.生を刻んでオムレツ
 2.シャンパンでソテー
 3.生のパイ包み

アクセス
ボルドーから電車で約1時間30分。パリからリモージュ乗換えで約4時間30分。
観光スポット
□サン・フロン大聖堂Cathedrale St.Front
パリのサクレ・クール寺院も手がけたアバディが設計した大聖堂。
□LascauxU:ラスコーU
ラスコー洞窟の壁画は、世界で最も見事な先史時代の芸術の1つとして知られているが、1940年、犬を探して洞窟に入り込んだ少年達によって発見された。雄牛や馬、鹿などが生き生きと描かれているのに対し、人間は小さく記号化されているので、狩猟の祭りの儀式が行われた跡だろうと考えられている。発見された当初は中に入って見学できたのだが、人の息に含まれる二酸化炭素や水蒸気が壁画を傷めることが判明したので、1963年に閉鎖された。その代わり、100mほど離れた所に、岩の形から主要な壁画までを忠実に再現したラスコーUが作られ、1983年から公開されている。ラスコーUには1日に2000人まで入場できる。7、8月のハイシーズンは混み合い、40人づつのグループが10分毎に出発する。フランスには珍しく時間通りなのだとか。英語のガイドさんの下、イミテーション洞窟のツアーがスタート。はじめに入口付近で顔料や描き方の説明があり、それから中にぞろぞろと入って、ポインタを使って主要な絵の解説をしてもらう。1万5000年の昔に思いをはせる。が、どうも作り物だという意識が消えない。これって想像力なさ過ぎかなあ?見学を終え、外の小さな売店で絵はがきを買う。1枚6FF。
グルメスポット
□Salette:サルト
3, rue Denfert Rochereau
パリにも支店があるフォアグラ屋さん。店内はメーカーの展示場のようで、フレッシュなフォアグラから缶詰、瓶詰、贈答用セットなどが並んでいる。箱入りのクルミのケーキもある。
レストラン
Ch. de Puy Robert:シャトー・ド・ピュイ・ロベール
24290 Montignac Tel: 05.53.51.92.13
ラスコーのそばのモンティニャックにある1ツ星レストラン。ヴェゼール川のほとり。ルレ・エ・シャトー加盟。
<ある日のランチメニュー>
○突き出し
○小さなカップに入ったビスク(魚とオマールの味)
○Soupe de Melon aux Copeaux de Canard Seché et Segments de Pamplemousse
 (メロンスープ、グレープフルーツと鴨のスモーク入り)


○Jambonnette de Volaille de Chez Pelegris Farcie aux Champignons,
  Sauce au Foie Gras
 (鶏肉のキノコの詰め物、フォアグラのソース)
○Infusion Glacée aux Senteurs de Verveine
Succès aux Noix Caramelisées, Feuille de Noisette
 (ヴェルヴェーヌのアイスクリーム、カラメリゼしたクルミ、カットしたメロン添え)


白ワイン:Mirabelle de Ch. La Jaubertie(AC Bergerac Sec) 1998
赤ワイン:Ch.Potensac(AC Medoc)  1993
メロンと鴨のスモークは意外に合う。お目当てのフォアグラはソースにはなっていたが、せっかく産地に来たのだからもう少しインパクトのある食べ方をしたかった。デザートは芸術的でなかなか力が入っていた。
 (2000/8/20)