ミディ・ピレネーMidi-Pyrénées

フランス南西部、リムーザン地方とスペイン国境のピレネー山脈にはさまれた地方。ガリア・ローマ時代から人が住み、418年には西ゴートがローマと同盟を結んで、トゥールーズを首都とする王国を建設。507年フランク王国の支配下へ入る。11〜13世紀、南フランスを中心に信仰を集めたカタリ派がカトリックから異端の烙印を押され、1209年アルビジョワ十字軍による討伐が始まる。トゥールーズは1271年にフランス領土となり、15〜16世紀にはパステル(植物染料の大青)産業で繁栄。アンリ4世下の1591年現在のガスコーニュ、ピレネー周辺がフランス領土となる。現在トゥールーズは航空・宇宙産業で世界最先端の技術を誇っている。農業とブドウ栽培が盛んな田園地帯。牛、羊、家禽の飼育とフォアグラの生産が行われている。数多い森の周辺では、セップやトランペット・ド・ラ・モールなどのキノコに加え、クルミや栗も実る。ケルシ地方のカオールのワインとトリュフも有名。
データ
県名: ロットLot、タルン・エ・ガロンヌTarn-et-Garonne、アヴェイロンAveyron、ジェルスGers、タルンTarn、オート・ガロンヌHaute-Garonne、オート・ピレネーHautes-Pyrénées、アリエージュAriège
旧地方名: ギヨンヌ・エ・ガスコーニュGuyenne et Gascogne、ラングドックLanguedoc
主要都市: トゥールーズToulouse
特産品
トゥールーズ・ソーセージ、メルサ(白いソーセージ)、ヴェッシイ(豚の膀胱)
□アルコール
○アルマニャック 
○カオールのワイン:若飲みタイプと長熟に向く2種類がある。オセロワ種を主体にメルロやタナを加え、タンニンが強くしっかりした味。
おすすめのお土産
スミレの花の糖衣がけ、アルマニャック、ライオールのナイフ
おいしいものガイド

□ミディ・ピレネー食べ歩きガイド
パリからは空路かTGV。フランスで最も広大な地方でグルメな魅力がいっぱい。チーズ好きならロカマドールやロックフォールへ、お菓子好きならピレネー山脈にガトー・ア・ラ・ブロッシュを尋ねたい。
パリからピレネーへ
パリのシャルルドゴール、オルリー両空港からトゥールーズまで約1時間20分。空港からバスで約15分。パリ・モンパルナス駅からトゥールーズまでTGVで約5時間。1日2〜4本。ボルドー乗換えで約5時間20分。ボルドーからは1日14本程度。
都市別ガイド
トゥールーズ アルビ オーシュ カオール コルド・シュル・シエル ライオール リュツ・サン・ソヴール ロカマドール ロックフォール