カンペールQuimper食べ歩き
カンペールはブルターニュの西端フィニステール県の中心都市。ステール川とオデ川が1つになって流れる静かな川のほとりにある。古くて美しい家並みが続く。そして職人芸の手描き陶器を生んだ街。民族的ないでたちの男女や草花を、青や黄色、薄紅色などで描いた伝統的な陶器である。
アクセス
パリ・モンパルナスからTGVで約4時間30分。レンヌから約2時間20分。
観光スポット
陶器製作所HBアンリオ(HB Henriot Faienceries)
rue Haute BP 1219, 29000 Quimper Tel: 02.98.90.09.36
ブルターニュ独特の模様が描かれたカンペールの陶器の工房。製作行程を見学することができる。販売もしている。隣に陶器美術館がある。並びにはお土産用のお菓子屋さんもあり、カンペールの模様の缶に入ったガレット・ブルトンヌやマドレーヌ、サブレなどを置いている。試食させてもらったが意外においしい。ここに海藻アイスなるものがあるが、ほのかに昆布の味。
お菓子屋さん
Boule de Neige:ブール・ド・ネージュ
14, rue des Boucheries, 29000 Quimper Tel: 02.98.95.88.22
MOFシェフの店。名物トルシェットの屋台
あり。これは生地にヘーゼルナッツをのせて薄く焼いたもの。しけったかわらせんべいのよう。
グルメスポット
Manoir du Kinkiz:マノワール・デュ・キンキズ
75, chemin du Quinquis-Ergue-Armel, 29000 Quimper
Tel: 02.98.90.20.57

シードルの醸造所。
シードルCidresは元々スペインで作られていたもので、こちらでは11haで25種類のりんごを栽培している。そのうちシードル用は10種類。りんごのタイプは、Douces(甘味)、Douces-Ameres(甘・苦味)、Ameres(苦味)、Acidules(酸味)の4つ。収穫には3ヶ月の季節労働者を頼む。落ちたりんごを拾い、水で洗ってプレス機で搾る。そのまま3時間おいて発酵させ、樽かステンレス槽で2〜3ヶ月熟成させ、アッサンブラージュし、瓶に詰めて2〜3ヶ月で出荷。年間5000本の生産量。アルコール度数は6度。この他にアルコール度数40度のオー・ド・ヴィー・ド・ポムと、果汁とオー・ド・ヴィーを合わせたポモーPommeau(アルコール17度)を生産する。ポモーはアペリティフとしてフォアグラと合わせると良いとか。
レストラン
Crêperie de La Place au Beurre:クレープリー・ド・ラ・プラス・オ・ブール
2, Bis Place au Beurre, 29000 Quimper Tel: 02.98.95.49.88

有名クレープリー店内は狭いが、広場にもテーブルを並べている。お皿はもちろんカンペールの絵皿だ。
○Galette Complete(ハム、卵、チーズの入った定番そば粉のガレット)
○La Norvergienne(スモークサーモン、生クリーム、レモン)

○La Soubise(白ワインでソテーした玉ねぎと卵)
○焼色をつけたりんご、カラメル、生クリームのクレープ


ガレットとサラダをシェアする。飲み物はもちろんシードル。クレープは甘いスクランブルエッグとオレンジマーマレードなんていうのもある。リンゴのクレープはおかわりするほどおいしかった。2階のキッチンで、軽目のおにいさんが陽気にクレープを焼いている。ちょっとがっかり。  (1998/8/26)
Café de L'Epee
14, rue de Parc, 29000 Quimper Tel: 02.98.95.28.97
ブラッセリー。スペシャリテは海の幸盛り合わせ(ラングスティーヌ、クラブ、カキ、Griseという小海老など)。コトリアードあり。
○Le Cotriade du Pecheur Breton(コトリアッド)98FF
○豚もものアイスバイン(肉に飢えていていたので写真も撮らずに食べてしまった))
○サラダ(トマト、にんじん、きゅうり、レタス)

赤ワイン:ANJOU(Donatien Bahuaud) 1997

ブルターニュ版ブイヤベースのコトリアッドは、白身の魚とムール貝のごった煮。中に入っていたじゃがいもがおいしかった。意外にも豚肉が好評。付け合わせの茹でたじゃがいももいい。デザートはモーベンピックのアイスクリームしかなかったので、パスした。 (1998/8/25)