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サン・ニコラの祝日とクリスマスのお菓子

12月6日はサン・ニコラ(聖ニコラウス)の祝日です。

サン・ニコラは280年に現在のトルコで生まれた実在の人物で、子供や学生の守護聖人とされています。この聖ニコラウスはオランダ語ではシンタ・クラースとなり、これがオランダからの移民達によってアメリカに伝わり、サンタクロースになりました。

クリスマスに欠かせないのはクリスマスツリーやリースですが、これらの飾りに使われるさまざまな常緑樹は、永遠の命を表しています。ツリーの起源はドイツにあるといわれて、クッキーやりんご、木の実などが飾られます。人の形のクッキーはキリストの身体をあらわす「生命」の象徴であり、りんごはアダムとイブの禁断の果実から「死」の象徴であり、これらを飾る事でツリーの中で「生と死」を表現しているのだそうです。


フランスで最も食べられるクリスマスケーキは、「ビュッシュ・ド・ノエル」(薪の形のクリスマスケーキ)です。

キリスト教以前から、世界各地には木を燃やして悪を払うと言う意味の儀式がありました。これがキリスト教にも引き継がれ残っています。また北欧では、薪を燃やすと暖炉の煙を伝って幸福がもたらされるという神話もあります。


「昔、貧しい青年が、クリスマスに彼女に何かプレゼントしようと思ったが、お金が無くて何も買う事ができない。考えた彼は森へ行き、薪を一つ拾ってきた。そして、その薪を心をこめてプレゼントした」。このお話をもとに誰かがビュッシュ・ド・ノエルを作りだしたともいわれています。


ドイツで食べられるクリスマスのお菓子は、「シュトーレン」です。白い粉砂糖がたっぷりかかったかまぼこのような形のこのお菓子は、おくるみに包まれた生まれたばかりのイエスの姿といわれています。


アルザスには、以下のような独特クリスマス菓子があります。ちなみにアルザス地方は、クリスマスツリー発祥の地とされていて、フランスではクリスマスの首都といわれている。

Bredle(ブレデル):ミニクッキー。バター系のもの、アニス系、シナモン系など、バリエーション豊富。

Beraweckaベラヴェッカ:たくさんのドライフルーツをパン生地でつないだ棒状のねっちりとしたお菓子。

Christstolleクリストシュトール:ドライフルーツ入りのパン菓子。ドイツのシュトーレンが伝わって入ってきたもの。

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